車検制度の変更
2年点検の点検項目半減
昭和26年に制定された道路運送車両法、略して車両法は、平成7年から一部改正されました。では、どんなところが変わったかというと、大まかに言えば規制が緩和されたということです。
まず、ディーラーや整備工場におまかせタイプに関係のある事項では、車検のときに行う2年点検の点検項目が、これまで102項目もあったのが60項目に減ったことです。点検項目が減るということは、点検作業も減り、それにかかる費用である車検整備費用も安くなります。
ただ、整備費用が減ったからといって、ユーザーが期待するほどの割安感はないかもしれません。運輸省では、2年点検の点検項目が減ったことによる料金の低減を、だいたい8000円くらいと試算しています。
一方、ユーザー車検においては、2年点検の点検項目が減ったことで点検整備作業が、今までより楽になり、一層受けやすくなりました。最初に、点検を受けて不合格箇所があれば整備をし、再度検査を受けるという方法をとってもよくなりました。
ただ、車検を通った車でも2年点検の義務はあります。というのは、車検では検査の時点でその車が次の車検まで安全などの基準に適合しているかどうかのチェックはできません。
以前は、陸運支局や自動車検査登録事務所など、国の検査場で車検を受ける前に行っていた2年点検を現在は、車検を終えた後で行ってもよくなり、車検の受け方の幅が広がっています。