前検査と前整備
車検前の点検整備が効率的
まず車検を受けるか、ひと通りの整備を終えた上で車検を受けるべきか、迷うところです。車検での検査によって見つかった不良箇所を整備すると考えれば、これまで原則とされていた前整備・後検査より前検査・後整備のほうが良さそうに思えますが、先に2年点検をするほうが効率的と言えます。
なぜなら、前検査の場合、仮にそれまでの点検・整備が十分でなかったら、その分検査に落ちる可能性が高くなるからです。しかし、前整備を行ったにもかかわらず車検で駄目な部分が出てきた場合、これはプロに任せるしかありません。
車検制度は、そもそも車を使用する人の安全管理責任を強化するものです。本来、そういう制度の有る無しにかかわらず、自分の車の安全管理は自分で責任を持たなければいけません。
日常点検を行い、1年点検、2年点検を行うのは、そういう意味で当然のことと言えます。これらの点検整備のうち、2年点検だけに関しては、車検後に行ってもいいということになりました。ただ、従来通り車検の前に点検整備を行うほうが効率的です。
平成7年の改正で、自家乗用車はどんなに古くなっても、2年に1度車検を受ければいいようになりました。この改正事項は、既に車齢11年を過ぎて毎年車検になっている車も、次からは2年車検が適用されます。10年を超えた自動二輪車、大型特種自動車なども2年に1度の車検でよくなりました。
乗用車については6ヶ月点検は廃止されましたが、その他の自動車については6ヶ月点検の法定義務は削減されましたが、点検の内容によっては義務として残っている項目もあり、全く無くなったわけではないので注意しなければいけません。