自分で直接受ける車検
継続検査
車検は、専門家が車の検査をするといったイメージがありますが、整備の資格を持っていない私たちが、受けに行っても問題はないのでしょうか。
車検というのは、正式には継続検査のことですが、それを法的に裏付けているのが「道路運送車両法」、略して車両法で、昭和26年にできた法律です。
その法律の62条に、継続検査の条文が書かれています。その内容を見ると、車検は使用者が受けたほうがいいとする文章があります。本来、車検は車の使用者自らが受けるものであり、業者に委ねるのは法的に言えば本流ではないのです。
それがいつしか、業者が介入するようになり、次第にほとんどの人が車検は素人には受けることが出来ないと思うようになってきたのです。
1975年に、自分で車検をとったという人が現れました。当時は、まだユーザー車検という概念はなかったので、特別な事として注目されました。こうしたことは例外中の例外で、まさかユーザー自らが車検を取る事はできないだろうといった見方が支配的でした。
ユーザー車検の第1次ブームは、1982年~1983年ごろです。ある週刊誌の車検そのものへの問題提起から、ユーザー車検は始まりました。そして1995年いわゆる「新車両法」によって、第二次ブームが起こりました。
この新車両法に流れるスピリッツは、使用者責任ということです。それまでは他人任せであった車の管理を、ユーザー自らが責任を持って行うこととしています。