検査ラインの第2ブロック
電光掲示板の指示に従う
この第2ブロックからは、電光掲示板の指示に従ってのテスターによる検査です。最近では、自動方式総合検査機器(マルチテスター)を導入している車検場が増えてきました。これは、簡単に説明すると作業が以前のものよりスムーズに流れるテスターです。ここでは、このマルチテスターでの車検の流れを前提に説明します。
■第2ブロックでの検査内容
・サイドスリップ ・スピードメーター ・ヘッドライトの光度と光軸が基準を満たしているかどうか ・フロントブレーキ ・駐車ブレーキ
・車輪の振れ
サイドスリップ検査では、前輪のホイールアライメントが正しくセットされているかどうかを検査するものです。通過しながらの検査なので、絶対に急加速したりブレーキをかけたりしてはいけません。
スピードメーターの検査では、車を検査機に向かって正体させ、アクセルを踏みます。そして、スピードメーターが時速40キロに一定したところでパッシングします。
次にヘッドライトの検査で、これはヘッドライトテスターに向けてライトを照らすのですが、ライトは走行ビーム(ハイビーム)の状態で行います。そのため、4灯式のヘッドライトの場合は、副走行ビーム側のライトに段ボールやガムテープで目隠しをしておくことが必要となります。
次にフートブレーキ検査。従来のテスターではフロントとリアのブレーキを別々に検査していましたが、このマルチテスターでは両方一緒に検査します。テスターのローラーが回転し始めるので、電光表示に従って、ブレーキペダルを力いっぱい踏みます。表示に「はなす」が出るまで、ゆるめないようにしましょう。
ブレーキ検査では、機械のほうが動いてくれますので、決してアクセルを踏んではいけません。必ず、ニュートラルの状態にしておきましょう。この後、駐車ブレーキの検査でこのブロックは終了となります。