新車両法によるユーザー車検(2)
新車両法について(2)
新車両法の
2、車歴11年を迎えた乗用車は1年ごとの車検になっていたのが、2年車検でよくなった
というのは、非常に有り難い変更と言えるでしょう。1年車検を経験した方ならお分かりでしょうが、1年はあっという間に来てしまうからです。
そういう意味では、車検が来るからといって車を買い替える人が少なくなって、結果として車歴が伸びたということは言えるでしょう。
3、12ヶ月点検と24ヶ月点検の項目数が半減された
上記には、実は裏があり、それまで空文化していた運行前点検が日常点検と名前を変えて、賑やかになっていたのです。つまり、定期点検で無くなった項目は、ほぼ全てこの日常点検の項目に横滑りしました。このときの改正は、使用者責任というコンセプトを明確にしたものであると言えます。
4、形骸化していた6ヶ月定期点検の義務が無くなった
もともと罰則規定が無かったことを考えると、この6ヶ月定期点検の義務付けの廃止は当然と言えるでしょう。
このように、新しい車両法のおかげで、日本の車検のハードルは低くなりました。それまで車検ビジネスにあぐらをかいていた整備業界は、生存をかけて、まるでファーストフードショップのようなフランチャイズ化された軽板金や格安車検をメニューにし、客を集めようとしています。
なぜなら、ハードルの低下によって、ガソリンスタンドなどこれまで車検とは無縁だった異業種からの参入を招き、激しい競争が始まったからです。
ただ、ユーザー車検が一層やりやすくなったため、ユーザー車検のチャレンジ組も増えてきているというのが現状です。