車検の違い
指定整備工場と認証整備工場
全国には、約8万7000軒の自動車修理工場があります。修理工場の分け方は様々ですが、国土交通省では、認証整備工場と指定整備工場の2つに分けています。
指定整備工場とは、簡単に言うと民間車検場のことです。メカニックがいて、点検・整備ばかりでなく、車検の検査もできる施設と専属の検査官を持っている工場です。
これが全国に約2万6000軒で、ディーラー工場もあれば、専業修理工場と言われる業者もあります。指定整備工場は、例外なく認証整備工場の資格も持っています。
一方、認証整備工場とは、点検・修理を行う施設やスタッフはいるものの、車検場と同じ検査設備は持っていないので、民間車検はできません。
つまり、ユーザー車検と同じく運輸支局に車を持ち込んで検査ラインで継続検査を受けるということです。これが全国に、約6万軒ほどあります。
車検を受ける人
全国の運輸支局や自動車検査登録事務所には毎年、約2300万台の車が継続検査を受けに来ています。
地域によって違いはありますが、そのうちの8~10%前後がユーザー車検であるという統計があります。ということは、およそ200万台の車がユーザー車検を受けていることになります。ただ、この中には代行業者も含まれます。
それでは、どのような人達が受けているのかといえば、大体車に興味のある人やチャレンジ精神のある人などが多いようです。かつてメカニックをやっていた人やレーサーだった人などは、車検を受けることに対する好奇心が無くなってきているからだと考えられます。